あらゆる病気の原因は、仙骨
「仙骨」
仙骨は体の中心をなす骨である。武道やスポーツでは、丹田(ハラ)、腰というものの重要性が常に指摘されるが、実はそれはまだ明確な表現とは言えない。
人間の行動の起点というものをさらにつきつめると、仙骨というたった一つの中心に帰一することができるのである。
さまざまな動作における背骨と仙骨の関係を観ると、仙骨と背骨は常に一体となって動いているが、実は常に仙骨が動作をリードしているのである。
そして、「この仙骨は常に体のバランサーとして働き、ケガや病気などの異変にも、常に対応してバランスをとっている」、ということがわかったのである。
したがって、あらゆる病気の原因は、仙骨の変位として、読み取る可能なのである。